任意売却の手数料について
2025/01/08
任意売却とは、残債などのさまざまな事情で売りに出された物件です。
任意売却が成立した場合には、通常の物件売却と同様に、手数料を支払う必要があります。
そこで今回は、任意売却の手数料についてご紹介します。
任意売却とは
任意売却物件は、諸事情によって住宅ローンや税金などの支払いが困難になった所有者が、債務の返済目的で売りに出す物件のことを指します。
通常の物件とは売却方法が異なり、住宅ローンの債権者である金融機関の了承を得ないと売却を行うことはできません。
任意売却をする場合の手数料について
任意売却の手数料とは
任意売却であっても、通常の売却であっても、不動産業者を媒介して売買が成立した場合には仲介手数料が発生します。
媒介して発生する仲介手数料は、宅地建物取引業法によって上限が決められています。
任意売却の手数料を支払うタイミングとは
通常の仲介手数料は、売買契約が成立した時点で50%、決済時に残りの50%となっています。
しかし、任意売買の場合、売主が手数料を支払うことが困難なケースがあります。
このような場合には通常とは異なる方法で手数料を支払うことになります。
任意売却の手数料を支払えない場合はどうなる?
売却費用から差し引かれる
仲介手数料が支払えない場合には、売却益から仲介手数料を引かれた金額が売主の元に入ることになります。
しかし、売却益で住宅ローンを支払うので債権者である金融機関に相談が必要です。
仲介手数料以外にも差し引かれることがある
売却益から差し引くことが可能なものとして、仲介手数料の他に税金、引っ越し費用、マンションなどであれば共益費があります。
しかし、こちらについても債務者への相談が必要です。
債務者の了承を得られれば差し引いて支払いをすることが可能です。
まとめ
任意売却は、一般の売却とは異なる方法で売却をすることになります。
また、手続きなどが複雑で分からないことも多いはずです。
「株式会社ブレイブホーム」では、不動産に関するご相談を承っています。
相続した土地や建物の活用法などについてもご提案させていただきます。